【root化】Xperia ZをAndroid 5.0.2(10.6.A.0.454)へアップデートしました!
Xperia Zは発売からもう2年以上経っていますが、今朝(2015/05/22)からAndroid 5.0.2のアップデートが始まりました!
Zシリーズの第一弾ということで、Sonyからもユーザーからも愛されているということでしょうか。
どうやら5.1へのアップデートも考えられているようなので、まだまだ楽しめる端末なのではないでしょうか!
→リカバリのアップデートにより解決済みです。
さて、Android 5.0へのアップデートですが、ワンクリックroot化方法は確立されています。しかし、少し怪しいということもあり、もしroot化が必要なのであれば下記のprerooted.zipを用いたroot化を行った方が良いと思います。
※スマホの改造はあらゆる面で自己責任です。それを踏まえた上でroot化等行ってください。
また、ここに書いてある方法はグローバル版Xperia Z(C6603)用のものです。ドコモ版Xperia Z(SO-02E)でも動作確認の報告はありますが、あくまで参考程度にとどめておいてください。私の方では検証は出来ません。
【20150927】ワンクリックroot化が出来るようになりました。
【root化】Android 5.0なXperia Z(10.6.A.0.454)でワンクリックroot化が出来るようになりました!
最新バージョンのroot化については、Xperia Z関連の記事から確認してください。
また、ここに書いてある方法はグローバル版Xperia Z(C6603)用のものです。ドコモ版Xperia Z(SO-02E)でも動作確認の報告はありますが、あくまで参考程度にとどめておいてください。私の方では検証は出来ません。
【20150927】ワンクリックroot化が出来るようになりました。
【root化】Android 5.0なXperia Z(10.6.A.0.454)でワンクリックroot化が出来るようになりました!
最新バージョンのroot化については、Xperia Z関連の記事から確認してください。
ftfの作成
prerooted.zip作成に必要なftfを作成します。
こちらを参考にして、ftfファイルを作ってください。
執筆時では香港版のC6603へ配信が行われているようです。
ビルド番号は10.6.A.0.454です。
執筆時では香港版のC6603へ配信が行われているようです。
ビルド番号は10.6.A.0.454です。
prerooted.zipによるアップデートとroot化
ではroot化の準備を始めます。
必要環境
root化された状態の端末(Andorid 4.4推奨)
必要ファイル
・上で用意したftfファイル。
・prerooted.zip
キューブ実験室: 【Xperia】Z1 Compact化とLollipopアップデートとroot取得を同時に行うpre...: 先日、グローバル版の各種XperiaにAndroid 5.0.2(Lollipop)がきましたね。 手持ちのSO-02F(Xperia Z1 f)でも手軽にLollipopが試せるのでは!ということで、久しぶりに焼き焼きしようと思いました。 非rooted環境で良いのであれ...
prerooted.zipの雛形は毎度おなじみのキューブさんのものを使わせていただいております。
ありがとうございます!
こちらからprerooted.zipをダウンロードしておいてください。
手順
1) 10.6.A.0.454のftfからsystem.sin、kernel.sin、rpm.sinを取り出します。
ファイルの取り出し方など詳しくはこちらをご覧ください。→【root化】Xperia GXにAndroid 4.3(9.2.A.0.295)を焼いてみました!
今回作成したftfファイルの名前は「C6603_10.6.A.0.454_Customized_HK.ftf」を使っているので、コマンドは以下のようになります。他のftfファイルを使った場合は該当箇所を書き換えてください。
7za e C6603_10.6.A.0.454_Customized_HK.ftf system.sin
7za e C6603_10.6.A.0.454_Customized_HK.ftf kernel.sin
7za e C6603_10.6.A.0.454_Customized_HK.ftf rpm.sin
7za a -tzip twrp_prerooted_Z1C_lollipop.zip rpm.elf
4) 作成したzipをカスタムリカバリからインストールします。
カスタムリカバリはこちらです。(Android 4.4.4では問題なく使えます)
-=[XZDualRecovery]=- PhilZ Touch 6.59.0 & CWM 6.0.5.0 & TWRP 2.8.6.0
※Androidバージョンが上がるため、可能な限りデータワイプも含めたクリーンインストール推奨です。バックアップは必ず取っておきましょう。
5)カスタムリカバリを導入しましょう。
キューブ実験室より
[9]そのままだとricが生きたままなので、ric無効化を兼ねてカスタムリカバリを導入
DualRecovery等はrootさえ獲れていればインストールできます。ric対策も含まれています。
とあるため推奨です。
※root化後、XZ-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.installer.zip/XZ-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.flashable.zipを導入したところブートループしました。2.8.12及び2.8.15でブートループを起こしているようです。カスタムリカバリは更新待ちとなりそうです。その間ric対策は行うことが出来ません。
リカバリが更新され次第、お伝えします。
しかし現状、4)までの状態で/systemがrwでリマウントできています。書き込みも可能となっています。もしかしたらric対策をする必要はないのかもしれません。
→リカバリが更新されました。
2.8.17よりブートループしない、という報告もあります。
私は最新版である2.8.20を導入し、問題なく利用できています。
-=[XZDualRecovery]=- PhilZ Touch 6.59.0 & CWM 6.0.5.0 & TWRP 2.8.6.0
こちらから最近の物をインストールしましょう。
ROMと一緒に焼く場合はflashable.zipを、端末の起動後にインストールする場合は、installer.zipを使ってください。
6)
以上で終了です。
ファイルの取り出し方など詳しくはこちらをご覧ください。→【root化】Xperia GXにAndroid 4.3(9.2.A.0.295)を焼いてみました!
今回作成したftfファイルの名前は「C6603_10.6.A.0.454_Customized_HK.ftf」を使っているので、コマンドは以下のようになります。他のftfファイルを使った場合は該当箇所を書き換えてください。
7za e C6603_10.6.A.0.454_Customized_HK.ftf system.sin
7za e C6603_10.6.A.0.454_Customized_HK.ftf kernel.sin
7za e C6603_10.6.A.0.454_Customized_HK.ftf rpm.sin
2) Flashtoolを使ってsinファイルを展開していきます。
Flashtoolを起動し、Tools→Sin Editorを選択します。先ほど抜き出したSinファイルを指定し、「Extract data」を実行します。
出来るファイルは以下の通りになりました。
system.ext4
kernel.elf
rpm.unknown
さて、こちらのrpm.unknownですが、本来であればrpm.elfになるはずなのですが、バグでしょうか。
とりあえず「rpm.elf」にリネームをしておきます。
3) system.ext4、kernel.elf、rpm.elfをダウンロードしたtwrp_prerooted_Z1C_lollipop.zipへ圧縮します。
コマンドは以下の通りとなります。
7za a -tzip twrp_prerooted_Z1C_lollipop.zip system.ext4
7za a -tzip twrp_prerooted_Z1C_lollipop.zip kernel.elf7za a -tzip twrp_prerooted_Z1C_lollipop.zip rpm.elf
4) 作成したzipをカスタムリカバリからインストールします。
カスタムリカバリはこちらです。(Android 4.4.4では問題なく使えます)
-=[XZDualRecovery]=- PhilZ Touch 6.59.0 & CWM 6.0.5.0 & TWRP 2.8.6.0
※Androidバージョンが上がるため、可能な限りデータワイプも含めたクリーンインストール推奨です。バックアップは必ず取っておきましょう。
5)カスタムリカバリを導入しましょう。
→リカバリが更新されました。
2.8.17よりブートループしない、という報告もあります。
私は最新版である2.8.20を導入し、問題なく利用できています。
-=[XZDualRecovery]=- PhilZ Touch 6.59.0 & CWM 6.0.5.0 & TWRP 2.8.6.0
こちらから最近の物をインストールしましょう。
ROMと一緒に焼く場合はflashable.zipを、端末の起動後にインストールする場合は、installer.zipを使ってください。
6)
以上で終了です。
全アプリ終了ボタンが追加されましたね。(どうやらまだマテリアルデザインではないようですが……)
全体的な動きはかなり良いと思います。(もちろん、Lollipopのアニメーションの効果もあると思いますが……)
それにしてもXperiaは結構AOSP寄りになってきているような感じがします。
5.1の更新も楽しみですね!
so02e でも できますよ。
返信削除コメントありがとうございます。
削除もちろん、出来ると思いながら書いておりますが、注意書きにもある通り検証はC6603のみで行っているので、出来るという保証はなく、このような形で書かせていただいております。
ブートループに陥りました
返信削除解決方法はあるでしょうか
C6603であれば10.5.A.0.233のftfを焼き、キューブさんの作ったroot化ツールでroot化、リカバリを導入してprerooted.zipを適用する、という形になると思います。
削除返信ありがとうございます
削除指摘くださった手順通りやったのですが、TWRPでprerooted.zipをインストールした後再起動の画面でsonyと出た後真っ暗になってしまいます
再びの質問になって申し訳ないのですが、解決策はありますでしょうか
となると、prerooted.zipに問題がありそうですね。
削除作ったファイルのサイズはどのくらいの大きさでしょうか?
私の場合、1.14GBくらいです。もし、それに満たないのであれば、system.sinを、system.ext4へ展開する際に上手く言ってないものだと思います。
prerooted.zipが180MBほどしかなかったので、作り直したところ無事にroot化できました!!
削除丁寧にありがとうございました
SO-02Eで問題なく成功しました。動作も良好です。参考までに
返信削除報告ありがとうございます!
削除2年前の端末であっても、良く動いてくれるのは楽しいですよね!
SO-02E報告がたびたびあるため、最初の注意書きの書き方を少し変えました~
ftfに 何かの.xml が入っていると ブートループするようです。
返信削除XperiFirmで作ったftfにはそういったファイルが入っており、上手く起動できないみたいですね。こちらを参照してみてください。
削除https://androplus.org/Entry/355/
今回Flashtoolで作ったftfには入っていなかった気がします。prerooted.zipを作る場合は、ststem.sin、kernel.zin、rpm.sinの3つのファイルしか必要でないため、fwinfo.xmlについて心配する必要はないと思います。
理由が全く分からないのですが、docomo uimカードだけが認識しません。
返信削除(ftfは香港版を使いました)
ワイヤレスゲートsimなどのdocomo回線使ったsimは認識して通信もできるんですが…。
なんででしょうかね…。
FOMASIMだと認識しない人はいた気がしますが……。
削除もしくは単純にSIMカードの劣化でしょうか。
その様子ですと、SIMカードの差し替えは結構行っているようですし……。
他の端末にそのSIMは差してみましたか?
2.8.17から(現在最新2.8.20)無限ループの不具合は修正されたようです。
返信削除ご報告ありがとうございます。
削除2.8.20にて確認をし、上記記事を更新しました。